S&P500への投資を始めようと思って調べていると、こんな疑問が出てきませんか?
- 楽天・プラス・S&P500とeMAXIS Slim S&P500は何が違う?
- 楽天証券を使うなら楽天・プラスの方がいい?
- すでにeMAXIS Slimを持っているけど、楽天・プラスに乗り換えるべき?
- 乗り換える場合、今持っている投資信託を売却する必要がある?
どちらもS&P500への投資を目的とした人気のインデックスファンドなので、初心者にとっては違いが分かりにくいところです。
この記事では、楽天・プラス・S&P500とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を比較し、どちらを選ぶべきか、さらに積立先を変更するときの考え方まで初心者向けに解説します。
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そもそもS&P500とは?
S&P500は、アメリカを代表する約500社で構成される株価指数です。
AppleやMicrosoft、Amazon、NVIDIAなど、世界的に有名な企業も含まれています。
S&P500そのものを直接購入することはできませんが、S&P500への連動を目指す投資信託を購入することで、間接的に投資できます。
代表的な商品が、
- 楽天・プラス・S&P500
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
です。
どちらを購入しても、基本的には「S&P500に投資する」という目的は同じです。
楽天・プラス・S&P500とeMAXIS Slim S&P500を比較
まずは、それぞれの特徴を比較してみましょう。
| 楽天・プラス・S&P500 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | |
| 投資対象 | S&P500 | S&P500 |
| 信託報酬 | 年0.077% | 年0.0814% |
| 設定日 | 2023年 | 2018年 |
| 純資産総額 | 約1兆円規模 | 10兆円超 |
| NISA | 対応 | 対応 |
| 楽天証券の残高ポイント | あり | なし |
※数値は記事作成時点のものです。最新の条件は各社公式サイトで確認してください。
両方とも非常に低コストで、S&P500への長期投資を考える上では有力な選択肢です。
では、どちらを選べばいいのでしょうか?
楽天・プラス・S&P500のメリット
① 信託報酬が低い
楽天・プラス・S&P500の信託報酬は年0.077%です。
例えば1,000万円を保有している場合、単純計算では年間約7,700円です。
もちろん、実際の投資では日々の基準価額やその他のコストなども関係するため、単純計算どおりになるわけではありません。
それでも、長期投資ではコストを抑えることが重要です。
② 楽天証券の投信残高ポイントがある
楽天・プラス・S&P500には、楽天証券で保有している投資信託の残高に応じて楽天ポイントが還元される仕組みがあります。
記事作成時点では、楽天・プラス・S&P500の還元率は**年0.028%**です。
単純計算すると、
- 100万円 → 年約280ポイント
- 1,000万円 → 年約2,800ポイント
- 3,000万円 → 年約8,400ポイント
となります。
1年間だけ見ると、それほど大きな金額ではありません。
しかし、投資信託は長期間保有することが多いため、資産が大きくなれば、毎年受け取れるポイントも増えていきます。
楽天証券を長期間利用する人にとっては、楽天・プラスを選ぶ理由の一つになります。
楽天証券でS&P500への投資を始める
楽天・プラス・S&P500は楽天証券で購入できます。NISAを利用した投資信託の積立も可能です。
楽天証券でのNISAの始め方は下記で詳しく説明しています。

eMAXIS Slim S&P500にも大きなメリットがある
もちろん、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)にも大きなメリットがあります。
長い運用実績
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2018年に設定されており、楽天・プラス・S&P500よりも長い運用実績があります。
また、純資産総額も非常に大きく、多くの投資家が利用している代表的なS&P500連動ファンドです。
「できるだけ実績のある商品を選びたい」という人にとっては、安心感があります。
結局どちらがいい?
ここが一番気になるところだと思います。
結論としては、どちらを選んでも大きな間違いではありません。
どちらもS&P500への連動を目指しているため、長期的な値動きはかなり近くなります。
そのうえで、
楽天・プラス・S&P500がおすすめな人
- 楽天証券を利用している
- 楽天ポイントを利用している
- 低コストでS&P500に投資したい
- 投信残高ポイントも受け取りたい
- 楽天のサービスをまとめて利用したい
eMAXIS Slim S&P500がおすすめな人
- 長い運用実績を重視したい
- 純資産規模の大きさを重視したい
- 多くの投資家が利用している定番商品を選びたい
という考え方になります。
楽天証券を使っているなら楽天・プラスがおすすめ?
私の場合は、楽天・プラス・S&P500を選ぶことにしました。
理由は、
- S&P500に投資できる
- 信託報酬が低い
- 楽天証券の残高ポイントがある
- 純資産総額もすでに十分大きい
- 楽天証券を普段から利用している
という条件がそろっているからです。
eMAXIS Slim S&P500が悪いわけではありません。
むしろ、S&P500への長期投資という目的だけを考えれば、どちらも十分優秀です。
最終的には、**「どちらを長期間、迷わず積み立て続けられるか」**で選ぶのが良いと思います。
S&P500の投資信託を複数持つ必要はある?
ここで、もう一つ初心者が悩みやすいポイントがあります。
例えば、
- 楽天・プラス・S&P500
- eMAXIS Slim S&P500
- 全米株式
- NASDAQ100
- オールカントリー
などを少しずつ購入する方法です。
もちろん、それぞれに特徴があります。
しかし、S&P500に投資したいという目的なら、S&P500連動ファンドを何本も持つ必要はありません。
例えば、
楽天・プラス・S&P500
と
eMAXIS Slim S&P500
を両方持っていても、どちらも基本的にはS&P500に投資しています。
2本持ったからといって、投資先が大きく分散されるわけではありません。
「一本化する」なら全部売る必要はない
ここは非常に重要です。
例えば、現在eMAXIS Slim S&P500を100万円持っているとします。
「これから楽天・プラス・S&P500を買いたい」
と思ったとしても、今持っているeMAXIS Slimを売却する必要はありません。
例えば、
これまで
eMAXIS Slim S&P500
↓
毎月積立
これから
eMAXIS Slim S&P500
→ これまで購入した分はそのまま保有
楽天・プラス・S&P500
→ 今後の積立先に変更
という方法があります。
つまり、保有している商品を売却せず、積立先だけ変更する方法です。
なぜ売却せずに積立先だけ変更するの?
理由の一つは、売却による税金やNISAの投資枠への影響を避けられるからです。
課税口座で利益が出ている投資信託を売却すると、利益に対して税金がかかります。
また、NISAで保有している商品を売却しても、その年の年間投資枠がすぐに復活するわけではありません。
そのため、
「ファンドを一本化したい」という理由だけで、現在の保有分まで売却する必要はありません。
楽天証券なら積立設定を変更するだけ
すでに楽天証券で投資信託の積立をしている場合、今後の積立先を変更するだけなら、積立設定から変更できます。
例えば、
現在
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
毎月10万円
↓
変更後
楽天・プラス・S&P500
毎月10万円
という形です。
この変更をしても、これまで保有していたeMAXIS Slimが自動的に売却されるわけではありません。
変更されるのは「今後どの商品を購入するか」という積立設定です。
変更時には、
- 積立金額
- NISAの利用区分
- 引落方法
- 初回購入日
- 積立指定日
などを確認しておきましょう。
楽天証券で投資信託の積立を始める
NISAを利用して、S&P500などの投資信託を毎月コツコツ積み立てることができます。
口座開設の手順は下記で1から紹介しています。

楽天カードでの投信積立も選択肢
楽天証券を利用する場合、楽天カードを使った投信積立も選択肢になります。
楽天証券では、対象の楽天カードを利用して投資信託の積立を行うことで、カードの種類などに応じた楽天ポイントを受け取れる仕組みがあります。
S&P500への投資だけでなく、**「楽天証券+楽天カード+楽天ポイント」**という楽天経済圏を活用できることもメリットです。
ただし、ポイント還元率や条件は変更される可能性があるため、利用する際には最新の条件を確認しましょう。
楽天証券の投信積立なら楽天カードもチェック
楽天カードを利用した投信積立では、条件に応じて楽天ポイントが貯まります。
我が家では楽天プレミアムカードを利用しています。詳しくはこちらをご覧ください。

私が選んだ方法
私の場合は、今後のインデックス投資をできるだけシンプルにするため、
「これまで購入した商品は無理に売却しない」
そして、
「これからの積立は楽天・プラス・S&P500にまとめる」
という方法を選びました。
投資では、
「どの商品を買うか」
も大切ですが、
「長期間、無理なく積み立てを続けられるか」
の方が重要だと考えています。
S&P500に投資する商品を何本も持つより、自分が納得できる低コストのインデックスファンドを一つ決めて、淡々と積み立てる。
初心者にとっては、このくらいシンプルな方法でも十分だと思います。
まとめ
楽天・プラス・S&P500とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、どちらもS&P500への長期投資を考える上で有力な選択肢です。
楽天・プラスには、
- 低い信託報酬
- 楽天証券の投信残高ポイント
- 楽天経済圏との相性
というメリットがあります。
一方、eMAXIS Slimには、
- 長い運用実績
- 大きな純資産規模
- 多くの投資家に利用されている安心感
があります。
どちらを選んでも大きな間違いではありません。
そして、すでにeMAXIS Slimなどを保有している場合、楽天・プラスへ変更するために現在の保有分まで売却する必要はありません。
「これまで購入した分はそのまま保有し、これからの積立先だけ変更する」
という方法も十分検討できます。
S&P500への投資をシンプルにしたいなら、自分が納得できる低コストのインデックスファンドを一つ選び、長く積み立てていく。
これが初心者にとって分かりやすい投資方法の一つだと思います。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではなく、筆者自身の投資判断や考え方を紹介したものです。投資には元本割れのリスクがあります。各商品の最新の手数料・ポイント還元条件・NISA対応状況などは、購入前に公式サイトでご確認ください。



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