「現金と株・投資信託は、どれくらいの割合で持っておくのが理想なんだろう?」
資産形成を続けていると、一度は気になる疑問ではないでしょうか。
「現金30%、株式70%がいい」
「年齢と同じ割合を現金で持つ」
など、さまざまな考え方があります。
しかし、我が家では「現金○%、投資○%」という比率を目標にはしないことにしました。
代わりに、
生活防衛資金として、毎月の生活費10か月分を現金で確保し、それを超える余剰資金は投資に回していく
というルールにしています。
我が家の場合、毎月の生活費は約30万円。
そのため、生活防衛資金として、
30万円×10か月=300万円
を現金で確保することにしました。
今回は、なぜこのような考え方にしたのか、我が家の現在の資産状況とあわせて紹介します。
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現金と投資の「理想的な比率」は人によって違う
まず前提として、現金と投資資産の理想的な比率に、すべての人に当てはまる正解はないと考えています。
例えば、同じ3,000万円の資産を持っている人でも、
- 独身か、子どもがいる家庭か
- 会社員か、自営業か
- 毎月の生活費はいくらか
- 収入は安定しているか
- 住宅ローンがあるか
- 数年以内に大きな支出があるか
- 投資期間をどれくらい確保できるか
などによって、必要な現金の額は変わります。
そのため、
「資産の30%を現金で持つ」
というように、資産全体に対する割合だけで考えるよりも、
「生活に必要なお金をいくら確保しておくか」
から逆算したほうが、我が家には分かりやすいと考えました。
我が家は「生活費10か月分」を生活防衛資金にする
我が家の現在の生活費は、家計簿の実績から月約30万円です。
そこで、
30万円×10か月=300万円
を生活防衛資金として確保することにしました。
つまり、今後の我が家の基本的な考え方は、
現金300万円+それ以外は投資
です。
もちろん、これは「300万円を超えた瞬間に、その日のうちにすべて投資する」という意味ではありません。
我が家では、余剰資金を一括で投資するのではなく、毎月の投資額を大きくすることで、少しずつ投資へ移していく方針です。
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生活防衛資金については、「生活費3か月分」「6か月分」「1年分」など、さまざまな考え方があります。
我が家の場合は、その中間くらいのイメージで、10か月分としました。
特別な計算式があるわけではありません。
これまで家計簿をつけてきて、実際の生活費が月30万円程度だったため、
「もし収入がなくなったとしても、300万円あればかなりの期間、生活を維持できる」
と考えたからです。
また、我が家には子どもがいるため、独身時代よりも多少余裕を持った現金を確保しておきたいという考えもあります。
一方で、必要以上に現金を持ち続ける必要もないと考えています。
「現金を持ちすぎる」ことも考えるようになった
我が家はこれまで、かなり多めに現金を保有してきました。
2026年8月時点では、
- 預金:約1,340万円
- 投資信託:約860万円
- 個別株:約770万円
- 総資産:約2,970万円
という資産状況でした。
投資資産だけでも約1,630万円ありますが、それでも預金が約1,340万円あります。
これまでは、子育て世帯としての安心感や急な出費への備えを重視して、現金を多めに持っていました。
しかし、資産が増えてきたことで、
「さすがに現金を持ちすぎているのでは?」
と考えるようになりました。
実際、現在は生活防衛資金や当面必要なお金を除いた預金について、少しずつ投資信託へ移しています。

我が家では「現金300万円」を下限の目安にする
今後は、現金を無制限に増やすのではなく、
「300万円程度を生活防衛資金として確保する」
ことを基本にしていきます。
例えば、
現金が300万円の場合
そのまま生活防衛資金として確保します。
現金が500万円の場合
300万円を生活防衛資金として残し、残りの200万円は投資へ回すことを検討します。
現金が1,000万円の場合
300万円を生活防衛資金として残し、残りの700万円については、時間をかけて投資へ移していきます。
ただし、余った現金をすべて一括投資するわけではありません。
我が家の場合は、毎月の積立額を増やすことで徐々に投資資産へ移していく考え方です。
「現金300万円+残りは投資」という考え方のメリット
この方法のメリットは、資産配分をシンプルに考えられることです。
「株式が70%になったから現金を増やそう」
「株価が上がったから現金比率が下がった」
というように、株価の変動によって毎回資産配分を調整する必要がありません。
我が家の場合は、
生活に必要な現金を確保できているか?
を最初に確認します。
そして、その金額を超える余剰資金については、長期的な資産形成のために投資へ回していきます。
株価が下落しても生活防衛資金には手をつけない
もちろん、投資をしていれば株価が大きく下落することもあります。
例えば投資資産が30%下落したとしても、
「生活防衛資金として確保した300万円には手をつけない」
というのが我が家の基本方針です。
生活に必要なお金と、長期的な資産形成のためのお金を分けておくことで、株価が下落したときにも慌てにくくなります。
投資資産は短期的には大きく値動きする可能性があります。
だからこそ、
「近い将来使うお金は現金」「長期的に使わないお金は投資」
というように、役割を分けて考えることが大切だと思っています。
住宅購入など、大きな支出がある場合は別
今回の我が家の考え方は、あくまで現在の我が家の状況を前提にしたものです。
例えば、
- 住宅購入の頭金
- 車の買い替え
- 教育費
- 独立・転職に伴う費用
- 数年以内に予定している大きな買い物
などがある場合は、そのためのお金を別に現金で確保しておく必要があります。
我が家の場合、現時点では住宅を購入する予定はありません。
また、現在は300万円を大きく超える現金を保有しているため、近い将来に必要になる可能性がある支出についても、ある程度は現金の中から対応できると考えています。
そのため、現時点では「生活防衛資金300万円」を一つの基準として考えています。
現金比率を決めるより「何のためのお金か」を考える
今回考えてみて、我が家にとって重要なのは「現金何%」という数字ではありませんでした。
大切なのは、
その現金を何のために持っているのか
を明確にすることです。
例えば、
| お金の目的 | 我が家の考え方 |
| 毎月の生活費 | 給与などから支出 |
| 生活防衛資金 | 現金300万円 |
| 近い将来必要なお金 | 現金で確保 |
| 長期的に使わないお金 | 投資へ |
| 老後・セミリタイア資金 | 長期投資を継続 |
このように役割を分けると、「現金を何%持つべきか」という問題をそれほど難しく考えなくてもよくなります。
我が家は今後、現金を減らして投資比率を高めていく
現在の我が家は、預金約1,340万円、投資資産約1,630万円です。
つまり、まだ生活防衛資金300万円を大きく上回る現金があります。
そのため、今後は預金の一部を投資信託へ移していく予定です。
ただし、一気に全額を投資するのではなく、毎月の投資額を増やしながら少しずつ移していきます。
現在も毎月40万円を投資しており、これまで貯めてきた預金も資産形成に活用しています。
今後も、
「生活防衛資金300万円は現金で確保する」
というラインを意識しながら、それを超える余剰資金については長期投資に回していくつもりです。
まとめ|現金と投資の比率に絶対的な正解はない
現金と投資資産を何%ずつ持つのが理想なのか。
この問いに対して、我が家では「○%」という答えを出すことにしました。
我が家の場合は、
生活費30万円×10か月=生活防衛資金300万円
を一つの基準にします。
そして、
- 生活防衛資金300万円は現金で確保
- それを超える余剰資金は投資へ
- 一括ではなく毎月の投資額を増やして移行
- 株価が下落しても生活防衛資金には手をつけない
- 住宅購入など大きな支出が必要になれば、その分は別途現金で確保
という方針です。
もちろん、必要な生活防衛資金は家庭によって違います。
大切なのは「現金○%」という数字をそのまま当てはめることではなく、
「自分の家庭なら、いくら現金があれば安心して投資を続けられるのか」
を考えることだと思います。
我が家もまだ資産形成の途中です。
今後、現金1,340万円からどのように投資へ移していくのか、そして資産配分がどう変化していくのかについても、このブログで記録していきたいと思います。
月々の生活費は楽天家計簿で管理しています。 楽天カードの利用金額や、楽天銀行への給与入金が自動で入力され、手間なく家計管理でき便利です。今まで家計簿が3日坊主だった方にもおすすめです。


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